ROLEX 3135の修理
まだ買って4年というのに、回りにくくなったロレックス。開いてみると意外なことが多くあるものです。
修理風景
非常に小さい部品を作ったり加工したりする時には「時計旋盤」を使用します。特に超精密な加工をする時は写真のように双眼顕微鏡を使い加工して行きます。 例えばウオッチの歯車の芯が折れた場合、部品があれば交換できますが 無い場合、折れた心棒に0.07mm〜0.1mmの穴を明け、新たに作った心棒を叩き入れ 元の心棒の太さに仕上げるのです。 勿論こんな小さいキリ(ドリル)はありませんので ドリルロット棒より自作するのです。平均3本位作ってやっと1本成功します。今使っている顕微鏡の倍率は60倍です。 |