甦った時計たちNo.3 「やぐら時計」

さとう時計店に持ち込まれた、江戸時代の小型櫓時計

小型櫓時計の写真です。この櫓は松江市の時計店の所有品です。櫓時計は前に修理した人が正規に直さず、改造した部分もあり、新しく部品を作ったり元の形に戻したり、大変な作業でしたが、無事動くようになりました。
左側の扉を開けた状態の写真です。こちらから見ると右半分が時を刻む歯車等です。この小さな限られた箱の中にうまく設計して入れています
櫓時計の右側の扉を開けた状態の写真です。左(前側)が時間を刻む歯車、右半分が時報を打つ機構です。
櫓時計を完全に分解した写真です。小さい箱の中に、こんなに沢山パーツがあります  
櫓時計の部品を自作したものと、ブッシュ等を作って修理した部品の一部です。ブッシュ穴の小さいものは0.47mmしかありませんでした。これはガンギ車のものです。  

最後に、組紐も出来、持ち主に渡しました