2002年6月10日
時の記念日のための創作時計で各新聞雑誌等に紹介された記事です
見学者
かわいい小学生からは感想文を全員から頂いております。
新聞社の取材は
朝日、中国、読売、毎日、サンケイ、山陽新聞。
雑誌は
びんご経済レポート、中国ビジネス情報。
テレビが
NHK 広島テレビ RCCテレビ ホームテレビ
ラジオは
RCC, ふくやまエフエム
そのほか
西山手保育所 23人
山手小学2年生 53人。
朝日新聞 (2002年6月6日掲載) 今月10日は「時の記念日」。この日に合わせ、福山市山手町の時計修理業佐藤昌三さん(58)が「ヘビとカエル」と題したからくり時計を完成させた==写真==毎時、時報とともに木製のヘビが体をくねらせ、カエルが上下に逃げるというユニークなもの。佐藤さんは「苦労はしたが満足のいく作品になった」と話す。 |
佐藤さんは、時計の修理技術を磨きながら、みんなを驚かせたいと、20数年前からほぼ毎年、オリジナルのからくり時計を作ってきた。 今回完成したからくり時計は、アメリカから取り寄せたドイツ製の真鍮の時計部品と、佐藤さんが作ったからくり部分を左右に並べ、手作りのガラスケース(高さ24cm、幅37cm 奥行き15cm)に収めた。 ゼンマイ仕掛けで、4カ所のネジを週1回巻けば動き続ける。 15分おきにチャイムが鳴り、やがて長針が12時を指すとからくりが動き始める。クワの木を彫って作った体長約15センチのヘビが体をくねらせる。すると、ヘビが近くに配置した体長約2センチのカエルがまるで逃げるように上下に動く。その間約10秒。コミカルな”芸”が演じられる。 通算25作目になる今回の時計は、今年2月から制作にとりかかり、5月下旬まで延べ約250時間をかけて完成させた。 佐藤さんは「からくりの仕掛けを考えるのが一番の苦労でもあり、妙味だ。毎年この時期、恒例のものとして楽しみにしてくれる人も多い。作るからにはなるべく多くの部分を手作りしようと心がけている」と話している。 |
毎日新聞
からくり時計「ヘビとカエル」 福山 佐藤さんが制作 時の記念日(6月10日)に合わせ、毎年ユニークな時計を制作している福山市山手町「さとう時計店」経営の佐藤昌三さん(58)が新作「ヘビとカエル」を完成させた ヘビがカエルを追う様を 再現したからくり時計で、今年で25作目 が上下に逃げるというユニークなもの。佐藤さんは「苦労はしたが満足のいく作品になった」と話す。 長さ37cm幅15cm高さ24cmのガラスケースには真ちゅう製のゼンマイ時計のわきに、クワ材のヘビとカエルが動く、からくり装置を設置。 15分ごとに学校に時計として知られるチャイム「ウエストミンスター」のチャイムが流れ、正時には、からくり装置も作動。ヘビ上下に体をくねらせながら、飛び跳ねるカエルを追う様子が、愛らしく再現されている。佐藤さんは「電気ではなく、ゼンマイで動くので、大切に使えば100年以上使えます」と話している。 佐藤さんが制作したからくり時計「ヘビとカエル」 |
山陽新聞 2002年6月8日 コミカルな動き からくり時計を制作 −−−福山 佐藤さん−−− 時の記念日(10日)にちなみ、毎年ユニークな時計をつくっている時計修理販売業佐藤昌三さん(58)=福山市山手町=は、時報とともにヘビがカエルを追いかけるからくり時計を完成させた。 15分ごとにメロディーが鳴り、1時間ごとにヘビ(約12cm)とカエル(約2cm)がコミカルに動き出す。全長37cm奥行き15cm高さ24cm。 真ちゅう製の時計(ぜんまい式)の隣にクワの木を削ったヘビとカエルが付いている。 1月から構想を練り始め。2月から製作開始。本業の時計修理の合間を縫って作業を進め、なんとか5月下旬に完成にこぎつけた。からくり時計を見に近くの小学生や保育園児も訪れるという。佐藤さんは「出来は満点とはいかないが90点。これからも楽しみにしている人のためにも作り続けたい」と話している。
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びんご経済レポート |