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M 危機の海
この頃の月齢(満月2,3日後)は明るいので、強拡大撮影できます。
危機の海内には数個の5km〜20kmクレーターが見えますが、それ以下の微小クレーターはなかなか見えません。この海は東西500km, 南北400kmあります。
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N クレオメデス付近
危機の海の北部(下)地帯でクレーターだらけの場所です。
上部にある大きいクレーターがクレオメデス(直径126km)でクレーター内には小クレーター、山、谷があります。
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O シッカルト、フォキュリデス付近
この頃の月齢(月齢2.6)になると低空になり、しかも光量が少ないので写真撮影は非常に難しいものです。今年(1999年)の好シーング時に写した作品です。
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P ガッセンディ、湿りの海
中央にある巨大クレーターがガッセンディ(直径110km)で、周囲のリムは低く、クレーター内には無数に割れ目があります。その上部にあるのが湿りの海で、小クレーターやしわがたくさんあるのが望遠鏡で見えます。
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Q アリスタルコス、シュレーター谷
中央にある輝いているクレーターがアリスタルコスで内壁が非常に明るく、プリント時焼き込みも小クレーターなので難しいものです。アリスタリコスの右下にある谷がシュレーター谷で、蛇のような不気味な谷です。
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R 雲の海、ブルマルドス付近
コペルニクスの南部(上)地帯の雲の海ですが、欠け際の見事なリンクルリッジ(しわ)を見てください。上部中央にあるやや大きいクレーターがブルマルドスでこのあたりで一番大きく目立つクレーターで、まわりには輪郭のはっきりしない幻のクレーターが多く見られる。写真撮影は海の欠け際部分なので暗く難しい場所です。
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S ピタゴラス付近
月面西北部の縁の地方の写真です。このあたりを写すにも低空であり光量が少ないので難しい場所です。中央に山を持つ形の美しいクレーターがピタゴラスで、月面全体で最も姿の良いクレーターの一つです。
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(21) グラビウス
巨大クレーター、グラビウスが欠け際にある強拡大写真です。銀塩写真ではシーングの関係で普通なかなかここまで拡大できません。クレーター内には微小クレーターや山が多く見られます。