RCC中国放送
今日は時の記念日です
毎年この日にちなんでちょっと変わった時計を作っている人が福山市にいます。
今年で29作目となる作品はこんなものです
チャイムの音ともに飾りが回転するこの置き時計。
昔懐かしいゼンマイ式のからくり時計です。作ったのは福山市に住む佐藤昌三さん67才。飾りはアワビの貝殻を0.3mmの厚さに削って作ります
15分ごとにその、チャイムが鳴る時に こっちのレバーが解除されて万華鏡を回すようにしてるんですけれど・・
27年前、自宅に時計修理店を開いた佐藤さん 腕を磨くために始めたのが からくり時計作りでした。
部品を何回も作り直して 最終的にそれが動き始めたときがやはり感動します。
で・・やはり作って良かったなと。
中には動く仕組みまで考えたものもあります。
「重力時計」この丸い部分が時計の重さで自分が降りながら動くんです。
一日に一回こういう風に上げると 24時間で下まで降ります。
ゼンマイ式の時計が好きだという佐藤さん。本業の時計修理に追われて
からくり時計作りは30作目となる来年をもって 一区切りをつけたいそうです

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