2007年6月**日
RCCテレビで放送されました
昼前ウオッチングです
最近、アンティーク時計を修理して再び使いたいという思いを持っている人が多いようです。
今日はそのニーズに応えて、時計を修理する職人の技を紹介したいと思います。

今月10日は「時の記念日」です
30年間毎日この日に合わせてからくり時計を作っている方が福山市に居ます。
訳あって今年が最後の作品と言うようです。
福山市で時計の修理業を営む佐藤昌三さん63歳。時の記念日にちなんだ
からくり時計を毎年作っています。今年の作品がこちら
「鉄棒少年りゅう君です」
 
「りゅう君」・・・どこから来とるんですか?
ああ・・ぁ私の孫の名前なんです。ですからひじょうに喜んで
「これボクじゃ僕じゃと」本人が喜んでいます。
りゅう君はブリキで出来た人形が15分ごとに音に合わせて鉄棒をクルクル回る仕掛けです
「いちばん難しかったのはこの、時計の機械の歯車から鉄棒への連結ですね」
「ここだけで1ヶ月くらいかかりました」

元々職人としての腕を磨くために始めましたが、今年で30作品目。
取材中もこれまでのいろいろな作品が動き出します

「いま、回っているのは何作目ですか?」  「あれは もう10年くらい前ですか・・ね」
やはり時計を作ると言うことは時計修理の仕事にひじょうに役立ちまして良かったと思います。
 
そんなからくり時計作りも今年でやめることにしました。

最近のアンティーク時計ブームで本業の時計修理が忙しくなったからだそうです。
「時計の修理をするに当たって、時計を作るという事はひじょうに役立ちました。良かったと思います。」

「1個でも多く動かない時計を動くようにするのが仕事かなと思います」

佐藤さん手造りのからくり時計
過去の作品も含めて希望者に販売するそうです。
お問い合わせはご覧の電話番号までどうぞ

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